猫の咽頭炎

咽頭(いんとう)は口とノドの間にある筋膜性の柔らかい部分のことを言います。
咽頭の口に近いところを咽頭口部、鼻に近いところを咽頭鼻部、喉頭に近いところを咽頭喉頭部といいます。
この部分に炎症が起こると食べ物などを飲み込むときに痛みを伴います。

原因

・誤飲などによる傷
・有毒ガスの吸引
・口内炎や鼻炎、気管支炎などからの併発
・猫エイズや猫白血病などの感染症からの併発

症状

・咳
・呼吸困難
・食欲不振
・よだれが増える
・首のリンパが腫れる
・えずく
・声が変わる

治療

猫の咽頭炎は別の疾患からの併発が多くの原因となるため、まずは原因となっている病気の治療が行われ、咽頭炎に対してはネブライザーを使い抗生剤や気管支拡張剤を吸引させます。異物が原因の咽頭炎の場合には異物の除去が行われます。

予防

・ワクチン接種
・誤飲などを防ぐために生活環境の改善
・湿度や温度の管理

最後に

咽頭炎のみ発症している場合には、しっかりと治療をすれば命に関わるほどの危険性はあまりありません。
しかし、別の病気から併発している場合には重症化する可能性があり命に関わることもあります。猫の変化を見逃さず、また誤飲などを防ぐために誤って飲み込んでしまいそうなものをしまうなど生活環境を見直してみて下さい。