動物と触れ合うことで人間に癒し効果を与えるアニマルセラピー、この効果は相手が囚人であったとしても同じことだと言います。
アメリカインディアナ州のペンドルトン刑務所では、囚人と猫が一緒に暮らしています。
この刑務所にいる猫は全て保護猫であり、刑務所で暮らしながら里親が現れるのを待っています。
餌をあげ、トイレや部屋を掃除し、遊具を作ることが囚人の日課に組み込まれており、猫の世話を通じて思いやりの精神や愛の大切さを知ることが出来るのだとか。
囚人からは、自分が何かを気遣ったり愛することが出来るのだと初めて知ったという声があがっているそうです。

実はこうしたプロジェクトは以前より行われており、2006年には自分の居室で猫と生活するプロジェクトがスタートしていました。
とある女子刑務所では、妊娠している猫の出産や育児のサポートに力を入れていて、対女性ならではのプロジェクトも行われているそうです。

人間にもたらす効果が大きいと感じるこの活動は、猫にとっても大きな意味を持っています。
刑務所で暮らす猫は全てが保護猫であるということから、刑務所が引き取った猫の殺処分が回避されているということになります。
犠牲となる命を減らすだけでなく、世話をする人間にもいい結果をもたらすことが出来るのはメリットしかないのではと感じます。
この活動を日本でも出来ないかと考えています。