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猫の大切な髭について

こんにちは。NPO法人ねこほーむです。

本日は猫のヒゲについて知っている限りの情報をお伝えしたいと思います。

現在猫を飼育している方、猫のヒゲはこのような役割がある等

参考にして頂ければと思います。

猫のヒゲは様々な役割を担っており昔からの言い伝えで

【猫のヒゲは切ってはいけない】とも言われております。

それでは実際に猫の髭はどのような役割があるのでしょうか?

顔以外にも髭があります

猫のヒゲですが顔以外にも前足にもヒゲあります。

また、全体でみるとおよそ50本の髭があるようです。

では50本のヒゲですがどのような役割を持っているのでしょうか?

触覚のような役割

先ずは一番は触覚のような役割です。

少しの空気の流れをキャッチします。レーダーのような機能がありますので

少しでも動くものに反応できます。

外敵が近くにいると髭が反応して直ぐに警戒するようです。

猫は外敵などに敏感なイメージがありますが全ては髭のおかげです。

また、獲物を捕るための狩りでも髭の機能は重要な役割を果たします。

猫にとってとても重要な触覚となります。

また、猫ですが餌としてネズミを捕獲するのですが

捕獲した後のネズミをヒゲでくるむようです。

そしてネズミの状態を確認するようです。

またその際に急所となる場所も確認しているそうです。

猫は基本的に無駄な動きはしないで必要最小限の動きで

獲物を確保出来るように急所を確認しているようです。

部屋の広さを確認する

これは、触覚とも似ている役割ですが

ヒゲの先に触れるもので部屋の広さを感知する事が出来ます。

感情表現が出来る

猫はしっぽで気持ちを表す事が多いですが

実は髭でも感情表現をしております。今度じっくりと観察してみて下さい。

因みに興味深々の時は髭は前を向きます。尻尾で言うとピンと立っている状態です。

怖がっている時は髭を口にピタッとくっつけます。

尻尾で言うとお腹の中に隠している状態です。

猫は気持ちを顔に出さないと言われていますが髭には感情が出ます。

逆に表情には出さないですが、本当はこう思っているというのが分かると

とても愛らしく感じます。

猫の髭は切ってはNG

猫が暗い場所でも迷うことなく、壁にぶつかる事もなく生活できるのは

実はヒゲのおかげなのです。

勘違いしている人も多いのですが目が良いからではありません。

因みにですがどちらかと言うと猫は視力が低いです。

もともと猫は目からのたくさんの情報を受け取っている訳ではありません。

ねこほーむにも目が不自由な猫ちゃんが来ることもありますが

普通にご飯やお水の場所が分からなくなると言う事はありません。

びっくりするくらいに他の猫と変わらず生活する事が出来ます。

中には目が不自由な事に飼い主さん含めて気付かないなんて事もありました。

もともと、目が悪い上に夜行性で生活出来ていたので

目より他の力の方が発達しているんだろうと思います。

また、猫のヒゲですがその他の毛と比べるとより深く埋まっていますので

抜こうとするのもやめましょう。

また、とても繊細なセンサー機能が備わっているヒゲすが一つ弱点があります。

それは温度センサーが付いていないことです。

なので、誤って冬場にストーブに近づきすぎてしまい

ヒゲの先を焦がしてしまう事がありますので

猫を飼育の方、冬場の暖房器具には是非ともご注意願います。

余談ですが猫のヒゲを財布に入れていると金運がアップすると言われています。

但し、抜かないでください。

まとめ

・猫にとって髭はとても重要な役割を持っています。

・髭は触覚としての役割が多く全身におよそ50本あります。

・しっぽ同様に髭は気持ちが表れます。

・切ったり抜いたりはするのはNGです。

・温度センサーは付いていません。

本日は以上となります。また更新致します。

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